Vyatta、オープンソースのルーターソフトウェアを更新オープンソースのネットワーキング ソフトウェアを手がける Vyatta が29日、同社のルーティング ソフトウェアの最新コミュニティ版『Vyatta Community Edition 3』(VC3) をリリースした。数十億ドル規模とされるルーター市場に食い込むべく、Cisco Systems 製品のユーザーを獲得しようとする同社の取り組みが続いている。VC3 には数々の新機能が加わった。だが同ソフトウェアのサブスクリプション版の顧客は、その変化に気付かないかもしれない。
VC3 は、『IPSec VPN』や『Border Gateway Protocol』(BGP) に関連する新しい機能を含む。ただし「新しい」と呼ぶには少し問題がある。Vyatta は3月の取材で、『Vyatta Subscription Edition 2.0』は IPSec VPN 機能を備えると語っていたからだ。 Vyatta の戦略担当副社長 Dave Roberts 氏が取材に応じて説明したところによると、Vyatta ソフトウェアにはサブスクリプション版とコミュニティ版があり、以前は両版のバージョン番号が同じでも機能は同じでなかったという。さらに事態を混乱させることに、VC3 に相当するサブスクリプション版は、2.3というバージョン番号で数週間後に登場する。 両版とも Vyatta から無料で入手可能だが、同社の公式な方針は、サブスクリプション版の顧客にのみ完全な商用サポートを提供するというものだ。 Roberts 氏によると『SSL-VPN』への対応を望む顧客がいるという話だが、両版ともまだ対応していない。そのため、ユーザーの中には Vyatta ベースのルーターに『OpenVPN』の SSL-VPN プログラムをそのまま追加している人もいると Roberts 氏は述べた。Vyatta ソフトウェアは Linux ディストリビューション『Debian』がベースになっている。 だがこのようなユーザーが独自に行なうアドオン方式は、Vyatta ソフトウェアの中核の管理構造と一体化せず、理想的な解決法とは言えない。Vyatta はさらにオープンなアーキテクチャを追求し、中核のプラットフォームをユーザーが拡張できるようにしたいと考えている。 新しい、さらにオープンなアーキテクチャが登場するのは、2008年の次回リリースサイクル以降となる。 関連記事 最新トップニュース
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