同社の調査によると、3位にランクインした「PDFex」は10月に新規に発生したトロイの木馬で、猛威を振るったという。これは、メールに Adobe Acrobat PDF ファイルを添付した典型的なスパムメッセージで、Microsoft Windows の最新のパッチが適用されていない PC の脆弱性をついて被害を広げる。10月末のほんの数日間で急激に蔓延し、26日から28日の間には、感染メールのうち66%を占めていた。月間では13.6%の割合で、チャートの3位に上がっている。
PDF はビジネスにおいて広く使用されているため、PDF を利用した悪質なスパムは業務に直接インパクトを及ぼす可能性がある。Adobe はすでに Acrobat の脆弱性に対してパッチを提供している。
ソフォスでは、今後もスパムによる攻撃の手段として PDF が使われ続ける確証はないと考えている。スパマーの関心は Windows の脆弱性に寄せられており、今後は、Skype や Firefox などのアプリケーションを狙った攻撃が危惧されるという。