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Mozilla、安定性向上のため『Firefox』をアップデートユーザーが自分の使う Web ブラウザに期待するのは、正常に動作することであって、クラッシュしたり、使えるはずの機能が使えないことではない。特に最新版にアップデートするときは、良くなっていると想定するのが当然なだけになおさらだ。
しかし、Mozilla Foundation が10月18日にリリースした『Firefox 2.0.0.8』に起きたのは、まさにその「ユーザーがブラウザに期待しないこと」だった。Firefox 2.0.0.8 は、過去に解決した脆弱性の新たな側面に対応したセキュリティ更新版だったが、新たな問題を呼び込んでしまった。この問題を修正するため、Mozilla は1日、安定性向上版として『Firefox 2.0.0.9』をリリースした。 Firefox 2.0.0.9 は、セキュリティ問題以外の少数の深刻な問題を修正したバージョンだ。その中で最も深刻なものは、『Windows XP』および『Windows Vista』をインストールした一部の環境で、起動時にクラッシュするというものだ。Firefox の更新において、セキュリティ関連の問題を対象としないのは、今回が初めてとなる。 また、アドオンや拡張機能をインストールできないという問題も解消した。Bugzilla の報告によれば、Firefox の再起動時にアドオンや拡張機能の更新またはインストールを行なわないことがあったという。このため、該当のアドオンや拡張機能が使えなくなっていた。 さらに、Firefox 2.0.0.8 にアップデートした後、Windows Vista で「Java Not Found」あるいは「Java Not Working」というメッセージが表示され、Java の機能が使えなくなっていた問題も解決した。 Firefox 2.0.0.9 は Mozilla Foundation が2007年に行なった8回目のポイントリリースだ。これが最後のポイントリリースとなるかどうかは不明だ。 Mozilla Foundation は数百万人に上る Firefox 2.x 系列のユーザーに、セキュリティと安定性を改善するアップデートを提供し続けるのと並行して、2008年にリリースする見通しの次世代版『Firefox 3』の開発も引き続き行なっている。 関連テーマ
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