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Seagate の外付け HDD 製品にウイルスが混入ハードディスク ドライブ (HDD) メーカー Seagate Technology は、同社の外付け HDD の顧客に対し、HDD 内にトロイの木馬が混入している可能性があると警告している。同ウイルスによる影響は、オンラインゲーム『World of Warcraft』のユーザーでなければ比較的無害で、感染事例もごくわずかだという。感染したマシンの数は1800台に留まっているが、今回の件は、製造プロセスにおける問題点を提起したと言える。
今回の問題は、Seagate の外付け HDD 製品『Maxtor Basics Personal Storage 3200』に関するものだ。同製品は Maxtor ブランドだが、Seagate は2005年に競合 HDD メーカー Maxtor を19億ドルで買収している。そして同製品に、オンラインゲームのパスワードを盗むウイルス『Win32.AutoRun.ah』が何らかの形で混入した。 ウイルスの影響を受けるゲームは、1製品を除きすべて中国製だ。中国製でない唯一のオンラインゲームが、米国のゲーム制作会社 Blizzard Entertainment の World of Warcraft だ。問題のウイルスは、ゲームのログインを捉えパスワード情報を取得し、その情報を韓国と米国のサーバーに送信する。以前は、中国に情報を送信すると考えられていた。 同ウイルスは、ほかのパスワード窃盗ウイルスを削除し、ウイルス対策ソフトウェアを無効化する場合がある。しかし、同ウイルスが見つかってから数か月が経っており、大半のウイルス対策製品は、同ウイルスの検出と除去に対応済みだ。 Seagate では顧客サポートとして、Kaspersky Labs のウイルス対策ソフトウェアについて、60日間無料使用ライセンス付きでダウンロード配布中だ。 Seagate は、同社の Web サイトに掲載した声明のなかで、問題の原因は中国の製造下請け業者にあるとし、その工場から出荷された疑わしい機器すべてについて、ウイルスを除去したと説明している。 今回のウイルスはあまり深刻なものではなく、全体の感染数もわずかだったが、この件はストレージの製造と購入に関するより大きな問題を提起している。多くの HDD は、購入後すぐに使用できるよう、フォーマット済みの状態で販売されているが、今回のような状況を考えれば、それは良い方法とは言えない。 関連記事
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