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2007年12月3日 09:00

Google、マルウェア対策にユーザーの協力を求める

Google は Web の歴史上、最も強力な検索ツールの1つを開発した。その Google が目指す目標の1つが、人間の知識のすべてをアーカイブ化すること、もう1つが、有害な存在にならないことだ。

しかし、この2つの目標の前には、マルウェアという邪魔者が立ちはだかっていることに同社は気づいた。Web のアーカイブ化を進める過程で、Google は図らずもマルウェアを発見し、ばらまくためのツールとなってしまった。マルウェアに関する自らの立場を逆転したい同社は、善良なるユーザーに対し、マルウェアをホスティングしているサイトを発見したら同社に報告するよう求めている。

「当社は現在、人々のコンピュータをマルウェアで汚染しようと試みている多くの Web サイトの存在を認識している」と Google の開発者 Ian Fette 氏は Blog に記している。「しかし残念ながら、Web には当社の知らないさらに数多くのマルウェア関連サイトがある。未知のサイトをなくすために、あなたたちユーザーの協力が必要だ」

Google による協力の呼びかけは、セキュリティ会社 Sunbelt Software が今週、検索結果にマルウェアにつながるサイトへのリンクを含む検索語が多数存在すると公表したことを受けてのものだ。Sunbelt はマルウェアについて議論しているサイトだけでなく、実際に自動実行コードをホスティングし、ページを開いただけでユーザーのコンピュータを感染させるサイトについても指摘している。Sunbelt が確認したサイトは現在、Google のインデックスから削除されている。

「当社は11月29日、この件について Google と緊密な共同作業を行なった。Google はこの問題への対処に非常に積極的だった」と Sunbelt の社長兼最高経営責任者 (CEO)、Alex Eckelberry 氏は取材に対して述べた。

Google が Sunbelt の功績を Blog で言及しなかった点について、Eckelberry 氏は腹を立ててすらいない。「Google とはいつも一緒に仕事をしており、すでに当社の働きに対して公に評価してくれている。Google はこの種の問題に対して非常に敏感で、またセキュリティの観点からも、Google は非常に仕事がしやすく対応が迅速だと思う」と Eckelberry 氏は述べた。

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