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組み込み『Linux』に隆盛の兆しベンダーが、『Linux』はいつでも組み込み開発市場に進出できる、と主張するのは勝手だ。しかし、多数のプロジェクトと1300人以上の開発者を数年にわたって取材した調査で同じような結論が出たとなると、話はまったく変わってくる。
組み込み技術の分野における市場調査を専門とする調査会社 Embedded Market Forecasters (EMF) は、5日に発表した最新レポートで、プロジェクト開発向けの組み込み用 Linux の有効性について明らかにした。このレポートでは、サポートサービスのない非商用 Linux、サポートサービス付きの商用 Linux、および『Symbian』『Windows CE』といったプロプライエタリな組み込み用オペレーティング システム (OS) の使用を比較している。 その結果は? レポートによれば、「組み込み用 Linux は、ほとんどのプロジェクトにおいて、設計面で商用 RTOS (リアルタイム OS) に匹敵するものになっている」という。 レポートの執筆者 Jerry Krasner 氏は、取材に対して次のように述べている。「Green Hills Software や Wind River が、OS にとらわれない統合開発環境 (IDE) を宣伝していることからもわかるように、Linux は業界だけでなく、従来の RTOS ベンダーの間でも受け入れられている」 同氏は、組み込み開発市場で Linux が受け入れられつつあるという見解を示しながらも、市場の支持は設計の成果を判断するパラメータとは別個のものだと述べた。さらに、同氏の調査は成果を調べることが目的ではなく、そうした成果については、いかなる予断も持っていないとも付け加えた。 とは言え、組み込み Linux が商用製品と肩を並べるようになった理由については、Krasner 氏にも見解がある。理由の1つは、2005年の Embedded Linux Consortium (ELC) 解散と関係しているという。 「ELC は、技術志向の業界団体だった。業界団体が未成熟な OS を1種類だけ監督およびサポートし、会員ベンダーの差別化能力を後押ししない場合、ベンダーはその影響を受けることになる。業界団体がコモディティ化の起こらない環境を開発していれば、成功を収められる。コモディティ化が起これば成長は抑制される」と Krasner 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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