SFLC、Verizon を GPL 違反で提訴通信大手 Verizon Communications が、オープンソース ライセンス『GNU 一般公的使用許諾契約』(GPL) 違反を問われ、非難の的となっている。
オープンソース プロジェクトを支援する無料法律相談センター Software Freedom Law Center (SFLC) は7日、『BusyBox』の開発者を代表する形でニューヨーク州南部地区米連邦地方裁判所に Verizon を提訴した。 SFLC の申し立てによると、Verizon は家庭向け光ファイバ ネットワーク『FiOS』サービスの顧客に対し、Actiontec の『MI424WR』ブロードバンド ワイヤレス ルーターを配布した際に、著作権を侵害したという。 BusyBox とは『UNIX』用のユーティリティを集約したもので、実装サイズ面で最適化しており、組み込み環境で最も一般的に使用されているコードだ。SFLC は、問題の Actiontec 製ルーターが GPL の対象となっている BusyBox のコードを採用しているため、Verizon はルーターと共にソースコードを配布する義務があると主張している。訴えによると、Verizon がその義務を履行していないという。 Verizon の広報担当を務める David Fish 氏は取材に対し、「われわれは提訴について承知している。この件は現在処理している最中だ」と語り、詳しいコメントを避けた。 一方、SFLC の法務ディレクタ Dan Ravicher 氏は取材の中で、今回の訴訟について、Verizon からの反応がなかったために起こしたものだと説明している。 「われわれは3週間前に Verizon と最初の接触を図った。だが何の反応もなかったので、彼らとの交渉が進まず、法的手段に訴えざるを得なかった。なぜなら、われわれの顧客の懸念に対して Verizon が真剣に取り組むようにするには、これが最後の選択肢だったからだ」と Ravicher 氏は語った。 SFLC は Verizon に対し、差し止め命令や対価の支払いなどを求めることも検討している。ただし、裁判の初期段階である現時点では、具体的な賠償金額について言及していない。 関連記事 最新トップニュース
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