Webテクノロジー2007年12月10日 09:00
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「古い時限式ウイルスが再流行、多くのシステムが感染」――ソフォス調査

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著者:japan.internet.com 編集部
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法人向けセキュリティ対策のソフォスは6日、11月のコンピュータウイルスの報告数をまとめた「Web ウイルストップ10」と「メールウイルストップ10」を発表した。これによると、古い時限式ウイルスが再流行し、多くのシステムがこれに感染しているという。

メールウイルストップ10

チャートのトップに立ったのは「Troj/Pushdo」(29.3%)。Pushdo は興味をひかれるタイトルでユーザーを騙してメールを開かせ、そして感染させるウイルスで、ウイルス作成者はツールを使って短期間に多くの亜種を発生させ、次々と感染被害を発生させる。

最新のメールでは、Britney Spears のヌード映像を詐称したメッセージが確認されている。他にも Angelina Jolie などの有名女優やセレブのアダルト画像でユーザーを騙す手口が用いられており、感染を拡大している。

同社調査によると、11月には時限式ウイルス「W32/Traxg」(23.6%)が2位に急浮上し、11月に確認されたメールウイルスの約4分の1を占めた。Traxg は、2004年10月に初めて検知されたメールウイルスで、出現からすでに3年以上が経過しているという。このような古いウイルスへの大規模感染が発生したことから、基本的なウイルス対策がとられていないシステムがいまだに数多く存在していることがうかがえる。

3位以下は「W32/Netsky」(17.8%)、「Mal/Dropper」(5.4%)、「W32/Zafi」(5.0%)、「W32/Mytob」(4.8%)、「W32/Flcss」(3.3%)、「W32/MyDoom」(2.9%)、「W32/Strati」(2.8%)、「W32/Bagle」(1.0%)。

なお、11月に配信された悪質な添付ファイルを含むメールは、全メール1,000件中1件(0.1%)だった。

Web ウイルストップ10

11月はソフォスが新規に検知した感染 Web ページ数が増加し、1日平均約7,500件となった。11月のチャートでは、引き続き、1位が「Mal/Iframe」(69.6%)、2位が「Mal/ObfJS」(11.6%)となっている。以下、「Troj/Unif」(3.7%)、「Troj/Decdec」(2.3%)、「Troj/Fujif」(1.2%)、「W32/Feebs」(1.0%)と続き、7位には「Troj/Unsc」が初めてチャートインした。Unsc は悪質なプログラムを Web からダウンロードするトロイの木馬だ。

同7位に、「Mal/Packer」(0.7%)がランクインし、以下「Mal/Behav」(0.6%)、「Mal/FunDF」(0.5%)と続いた。

Web ウイルスホスティングサイト、トップ10(国別)

マルウェアに感染した Web サイトの国別集計では、「中国」(55.2%)が半数以上を占め、トップに立った。これは、Iframe の大規模感染によるものだという。次いで「アメリカ」(19.7%)、「ロシア」(11.4%)と続き、上位3か国で全体の85%以上を占めている。

その他、「トルコ」(6位、1.4%)、「イギリス」・「ポーランド」(8位、0.7%)、 「フランス」(10位、0.6%)が初めてチャートインしているのが特徴的だ。ソフォスでは、これは Web ウイルスの問題が特定の数か国の問題ではなく、グローバルに広がる深刻な問題であることを示している、と分析する。


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