次に Windows Media Format の脆弱性を修正した「MS07-068」だが、これも MS07-064 と同様、特別な細工を施されたファイルを Windows Media Format ランタイムで表示すると、システム乗っ取りを許しかねない。MS07-064 と MS07-068 はともに、管理ユーザー権限でログインしていた場合に特に影響が大きく、比較的低いユーザー権限の場合、脆弱性による影響も少なくなる。
最後に IE の累積更新「MS07-069」だが、新たに4件の脆弱性に対応した。『Windows Server 2003』環境では総合深刻度が「警告」にとどまっているが、それ以外のサポート対象プラットフォームでは、いずれの場合も総合深刻度が「緊急」だ。MS07-069 パッチは、開放したメモリに対する IE のアクセス方法を変更し、遠隔コード実行の危険性に対応している。