産総研と JST、屋内で使える測位システムを開発、携帯端末で動作産業技術総合研究所と科学技術振興機構は13日、携帯情報端末で動作し、屋内で使用可能な測位システムを開発したことを発表した。新システムは、無線ビーコンと携帯情報端末だけで屋内の位置と移動軌跡を計測するものだ。ショッピングや観光のナビゲーションシステムなどでの利用が期待される。
従来、人やモノの位置と移動軌跡を計測する方法として、屋外の開けた空間では GPS が利用され、携帯電話での商用サービスとしても実用化されている。しかし、屋内や高層ビルが林立する都市部では GPS の利用は困難だった。 新システムは、屋内に設置した無線ビーコンと携帯情報端末だけを用いて、人やモノの屋内での位置・移動軌跡を計測できるような「屋内自律型測位システム」だ。 屋内環境に設置された無線ビーコン装置からの信号を、携帯情報端末の上で確率統計的に解析するもので、サーバーとの通信なしで高速に動作する。無線ビーコン装置は、乾電池駆動も可能な省エネルギー設計となっている。 新システムは、横浜市西区みなとみらいの「横浜ランドマークプラザ」内に設置され、実際の商業施設での動作が確認されているという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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