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『NetBSD 4.0』は手ごわい勢力となるか?オープンソース OS『NetBSD 4.0』が、19日にようやく正式リリースを迎えた。機能面と速度面で多くの改善を施したバージョンだ。前回のメジャーリリース『NetBSD 3.0』は、およそ2年も前のことだった。従来版と同様に NetBSD 4.0 は『BSD』系 OS として、他の BSD をはじめ、『UNIX』系の各 OS や『Linux』と競合していく。
NetBSD 開発者の Geert Hendrickx 氏は取材に対し「NetBSD 4.0 には非常に多くの改良点があり、1つの側面だけを取り上げるのは難しい」と述べた。 従来版よりさらに高速で、より効率の高い最新『GCC』コンパイラに切り換えたことは、NetBSD 4.0 における改良点の1つだ。 またユーザー視点から見た強化点として、Hendrickx 氏は NetBSD 4.0 がオープンソースの仮想化ハイパーバイザ『Xen3.0』をサポートするようになった点を挙げた。また同氏は、電力管理メカニズム ACPI の強化をはじめ、SATA ストレージおよび Bluetooth のネイティブ ドライバ対応などにおいて、最近の消費者向けハードウェアをより多くサポートしている点にも言及した。 Hendrickx 氏が指摘したその他の改良点は、NetBSD 4.0 が新たな非常に効率的なメモリ ファイルシステムを備えることだ。同氏によれば「パッケージ管理システム『pkgsrc』のツリー展開を、これほど高速に実行できたことは今までにない」という。 NetBSD は、米カリフォルニア大学バークレー校の BSD OS に由来する『386BSD』から派生した OS だ。最初の NetBSD のリリースが登場したのは1993年4月にさかのぼる。NetBSD は BSD 系 OS の分野において、『FreeBSD』や『OpenBSD』と競合しており、同様に Linux の有力な代替候補になると見られている。 Hendrickx 氏は次のように語っている。「NetBSD 4.0 は、余計なものが一切なく、安全で、最小限の OS だ。かつて自分のシステムで Linux を使っていたし、今でも仕事では重点的に Linux を使用しているが、これは実にごちゃごちゃしている。私は過剰に肥大化した userland のツールの一部と、無秩序なパッケージ管理システムのほぼすべてが好きではない」 関連記事 最新トップニュース
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