大成建設、落雷から IT 機器を守るシミュレーションシステム開発
大成建設は20日、サンコーシヤと共同で、落雷による IT 機器の被害を低減できる「建物内雷電磁環境シミュレーションシステム」を開発した。
落雷時に情報機器などにかかる異常電圧が被害の原因となっているが、これまで、建物構造に応じた雷電流分流や反射などの影響を総合的に定量化し評価するには至らず、有効かつ最適な対策が講じられていなかった。 そこで、落雷位置から大地までの経路となる建物形状や構造部材を3次元 CAD で入力・選択し、FDTD 法計算アルゴリズムと連携させるシステムを開発。落雷時に生じる雷電流分流や屋内電磁界、電磁誘導などを建物ごとに解析し、情報機器などにかかる異常電圧を高精度に予測することを初めて実現した。 これにより、ビル内の安全な雷保護領域の明確化や重要諸室の最適配置計画、雷保護装置の最適設計を可能とし、個々の建物に即した実効性の高い内部雷保護対策が実現できるようになった。 新システムは、現在大成建設にて施工中の「株式会社前川製作所新本社ビル」において適用し、安全性の向上を図るという。 関連記事 最新トップニュース
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