![]() ![]() ![]() ![]() Intel と AMD、2008年の戦いを展望するこの記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20071228/11.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
2008年のハードウェア界にとって最大の問題は、Intel と AMD 間の長引く戦いであることは間違いないだろう。両社の CPU は、実質的にわれわれのパソコンすべてを支配している。
2003年までは、Intel が揺るぎないトップの地位にあり、ぬるま湯につかっているようなところが多少あった。AMD は、大きく引き離された2番手で、その製品は Intel の最高品質の製品には太刀打ちできなかった。 それが2003年、64ビットプロセッサの投入と、それに続くデスクトップ向けデュアルコア プロセッサおよびサーバー向けプロセッサ『Opteron』の投入によりがらりと変った。それから4年で、それまで主要 OEM とはどことも取引がなかった AMD が、全社と取引関係をもつまでに躍進した。 まったく見事な巻き返しだった。Opteron が登場した当初、サーバーベンダーは1社も契約を結ばなかった。そもそもサーバーベンダーは、それほど数が多くない。それが現在は、IBM の『System x』、Hewlett-Packard (HP) の『ProLiant』、Sun Microsystems の『Sun Fire』、Dell の『PowerEdge』といった Opteron 搭載サーバー製品が購入可能になっている。 AMD は、ATI という懐刀を持っている。54億ドルで買収した ATI は、これまでのところかなり厄介なお荷物になっているが、『Spider』プラットフォームをはじめとする良い面もようやく見えてきている。AMD は、必要なチップをすべて備えた完全な PC プラットフォームを構築できるという点で、Intel と NVIDIA に対して優位性を持っている。NVIDIA は、ATI の主要な競合相手だ。 AMD の2008年の課題は、45nm 製造プロセスのチップ設計に着手し、『Barcelona』の後継プロセッサである『Shanghai』を出荷することが中心となる。Shanghai は、新しい45nm 製造プロセスを用いる点と、コア間で共有される3次キャッシュを6MB 備える点で Barcelona を凌駕する。Barcelona は、3次キャッシュを2MB しか持たない。 一方 Intel にとっての2008年の課題はもっとシンプルで、取り返しのつかない失敗はしないことにつきると言える。同社の規模と膨大なリソースをもってすれば、容易な課題に思えるかもしれない。だが同社は、新プロセッサ『Nehalem』でかなりのリスクを背負おうとしている。 2008年後半に出荷予定の Nehalem で、Intel はついにフロントサイドバス (FSB) アーキテクチャを捨て去ろうとしている。FSB は、チップセット上のメモリコントローラと CPU を結ぶバスで、CPU を出入りするすべてのデータがそこを通過する。 Nehalem では、メモリコントローラを CPU に統合するまったく新しいアーキテクチャを採用することで、バンド幅の拡大を図る。だがそうすることで、新しいチップセット、マザーボード、メモリ処理が必要になる。 |