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『Linux』デスクトップ環境の最新版『KDE 4』が正式リリース『Linux』デスクトップ環境『KDE』を開発している KDE Project は11日、大型アップデートとなる KDE の最新版『KDE 4』を正式にリリースした。新しいテーマに沿ったサウンドおよび効果を加えてインターフェースのビジュアルを一新したほか、セマンティック (意味論的) なファイルマネージャを搭載し、速度およびマルチメディア処理能力を改善している。
KDE 4 の新機能の多くはエンドユーザーでも一目見てわかるものだが、表からは見えない部分にも数々の改良がなされており、マルチメディア処理フレームワークの『Phonon』、デスクトップ シェルの『Plasma』、検索用フレームワークの『Strigi』といった新しいフレームワークは、開発者に大きな恩恵を与えてくれそうだ。 このように、KDE 4 は現行バージョンから大幅な改良を行なったことで、Linux デスクトップ環境で競合する『GNOME』や、Microsoft の『Windows』からシェアを奪って採用が進む可能性がある。 ノルウェーのソフトウェア開発会社 Trolltech でエンジニアリング担当の副社長を務める Lars Knoll 氏は、取材に応えて次のように述べた。「私の見たところ、KDE はここへ来て大変素晴らしいものになった。非常に強力でしかも柔軟な基盤が構築できたのではないかと思う。開発者たちは、KDE 4 を土台から構築しようとした。ここ1、2年のうちには、こうして築き上げた基盤の効果が全面的に花開くだろう」 KDE の開発を支える要素の1つが、Trolltech のクロスプラットフォーム アプリケーション開発フレームワーク『Qt』だ。KDE Project では KDE 4 の開発にあたって、従来の『Qt 3.x』から新たに『Qt 4.x』(Qt4) に移行し、このことが多くの面で KDE の性能向上に貢献している。 Trolltech の Knoll 氏は、自身が KDE コミュニティで盛んに活動しており、KDE の HTML レンダリングエンジン『KHTML』の開発者としても有名だ。Knoll 氏によると、Qt4 には KDE で利用できる優れた新機能が数多くあるという。 なかでも特に優れているのが API の品質だ。また、Qt4 のパフォーマンスが向上したことにより、KDE 4 は KDE 3 より大幅に処理が速くなった。 グラフィックのサポートも、アクセス性および多言語対応機能とともに Qt4 のおかげで改善されている。Knoll 氏は、KDE は40以上の言語に翻訳されて世界の隅々まで広がっているため、多言語対応は KDE にとって非常に重要だと強調した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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