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IPv4 に対する優位性を示す NTT の「キラー」IPv6 アプリケーションInternet Protocol version 4 (IPv4) のアドレス空間が枯渇しかけていること、米国政府機関の IPv6 移行期限である6月が近づいていること以外にも、2008年には、IPv6 への移行を後押しする要因がこれまで以上に多くなることは間違いない。
とはいえ、一部の人にとっては、IPv6 が IPv4 よりもずっと優れていることを示すために、決め手となる「キラー」IPv6 アプリケーションが必要だ。 その決め手となる IPv6 アプリケーションを持っているかもしれないのが、日本の通信大手 NTT (日本電信電話株式会社) の子会社 NTT America だ。しかもそのアプリケーションは、生命まで救ってくれる可能性がある。 日本では、NTT が気象庁と提携し、IPv6 をベースに構築した緊急地震速報サービスを提供している。 NTT の構築したシステムには、日本全国に配備された無数のセンサーが使用されている。これらのセンサーはすべて、IPv6 により接続されている。センサーが地震を感知すると、データを政府機関と商業施設の両方に送信する。これにより、各機関は適切な行動をとることができるという仕組みだ。 このシステムでは、マルチキャスト機能を備えた IPv6 が重要な役割を果たしている。1つのストリームを1つの受信先にしか送信できないユニキャストとは異なり、マルチキャストでは、1つのデータストリームを複数の受信先へ送信できる。 アドレス空間も重要な問題だ。IPv4 のアドレス空間が枯渇しつつあるため、現在では、ネットワーク アドレス変換 (NAT) の利用が一般的になっているが、NAT では、エンドポイントと別のエンドポイントをスムーズに接続できないことがある。 NTT America の副社長 Kazuhiro Gomi 氏によれば、IPv6 はアドレス空間が豊富なので、ネットワーク設計者は NAT のことを心配する必要がなく、問題なく直接的に、中央サーバーからクライアント システムにアクセスできるという。 関連記事 関連テーマ
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