もっぱらプロプライエタリなソフトウェアを開発/販売する方針を持つ Microsoft は、長年にわたり、反オープンソース陣営の象徴的な存在だった。しかしこの数年、同社はその方針を変え、相互運用性の問題に取り組むオープンソース ソフトウェア ラボを立ち上げた。さらには、独自のオープンソース認証ライセンスの普及に取り組むといった動きまで見せている。
取材に対し、Ramji 氏は次のように語った。「戦略の基本は、相手の求めている場所に必要なものを提供する、という点にある。アプリケーションのプログラミング層が Microsoft の技術か否かということとは無関係に、われわれは当社がインフラストラクチャー層を提供する企業だと捉えており、われわれの仕事は日々の作業を支え、それぞれが使いたい開発スタイルをサポートすることだと考えている」
Microsoft は、単に自社のプラットフォームで PHP といった主要なオープンソース技術を実行できるというレベルにとどまらず、新しいオープンソース スキルも取り込もうとしている。新しい人材の採用も進めており、Novell で『AppArmor』のオープンソース化に大きな役割を果たした開発者、Crispin Cowan 氏も、最近になって Microsoft に迎えられた。
Ramji 氏はまた、Microsoft のオープンソース ラボにおける Linux との相互運用性に関する取り組みについては、Tom Hanrahan 氏が率いることになったと述べた。Hanrahan 氏は Microsoft に入社する前は Open Source Development Labs (OSDL) の Linux エンジニアリング部門のディレクタを務めていた人物だ。