Webテクノロジー 2008年1月25日 11:00

Microsoft、オープンソース戦略を加速

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2008年1月25日 11:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

もっぱらプロプライエタリなソフトウェアを開発/販売する方針を持つ Microsoft は、長年にわたり、反オープンソース陣営の象徴的な存在だった。しかしこの数年、同社はその方針を変え、相互運用性の問題に取り組むオープンソース ソフトウェア ラボを立ち上げた。さらには、独自のオープンソース認証ライセンスの普及に取り組むといった動きまで見せている。

これらの動きは何を意味するのだろうか。Microsoft のオープンソース技術戦略ディレクタ、Sam Ramji 氏によると、これは同社がビジネスに「オープン」であることを示しているという。

取材に対し、Ramji 氏は次のように語った。「戦略の基本は、相手の求めている場所に必要なものを提供する、という点にある。アプリケーションのプログラミング層が Microsoft の技術か否かということとは無関係に、われわれは当社がインフラストラクチャー層を提供する企業だと捉えており、われわれの仕事は日々の作業を支え、それぞれが使いたい開発スタイルをサポートすることだと考えている」

Ramji 氏の戦略における主要な取り組みの1つが、Microsoft の『PHP』への関与だ。Microsoft と Zend Technologies (PHP を支援する主要企業) は『Windows』上の PHP の運用性向上で協力している。

Ramji 氏は次のように語る。「われわれの最大の目標は、PHP を使った開発作業の作業負荷という点で、Linux と比肩できるパフォーマンスを得ることだ。そのため、PHP には最大限注力している」

Microsoft は、単に自社のプラットフォームで PHP といった主要なオープンソース技術を実行できるというレベルにとどまらず、新しいオープンソース スキルも取り込もうとしている。新しい人材の採用も進めており、Novell『AppArmor』のオープンソース化に大きな役割を果たした開発者、Crispin Cowan 氏も、最近になって Microsoft に迎えられた。

Ramji 氏はまた、Microsoft のオープンソース ラボにおける Linux との相互運用性に関する取り組みについては、Tom Hanrahan 氏が率いることになったと述べた。Hanrahan 氏は Microsoft に入社する前は Open Source Development Labs (OSDL) の Linux エンジニアリング部門のディレクタを務めていた人物だ。

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