HTML の生みの親で、W3C のディレクタを務める Tim Berners-Lee 氏は、声明で以下のように述べている。「HTML はもちろん、非常に重要な標準規格だ。ブラウザ ベンダーを含む開発者コミュニティが協力しあい、可能な限り最良の Web の将来を切り開いているのは喜ばしいことだ。安定性と革新性、実用主義と理想主義のバランスをとるという課題同様、非常に多くの人々の提案をまとめるのは困難な作業なのだ」
HTML 5 の作業草案は、『Web Applications 1.0』および『Web Forms 2.0』プロジェクトを含む、W3C の一連の試みを基盤としている。提案されている追加機能の中には、「canvas」タグを使用して、二次元のグラフィックスを描くというものなどがある。また、クライアント側に永続ストレージを持たせる機能もあるほか、写真のキャプション付けに使われる「figure」のような新しいタグによって、コアなページ要素も強化される。
HTML 5 仕様の目玉となると見られるのが、オーディオおよびビデオ関連タグの追加だ。これにより、HTML を使ったマルチメディア コンテンツの埋め込みが容易に行なえるようになる。ただし、これらのタグの実行をどう実装するのか、その方法はまだ決定していない。