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『Storm』ワームの作成者、ついに特定インターネット史上最悪のマルウェアとも言われる、通称『Storm』ワームに関し、米国とロシアの法執行機関がついに、その背後にいる犯人たちを特定した。
しかし大変なのはこれからだ。犯人逮捕をとりまく諸問題がある。 Storm ワームは非常に高度な技術で作成されており、根絶がきわめて困難なワームだ。30分ごとにバイナリを変更するためにウイルス定義情報では検知できない上、大半のワームとは異なり、集中管理システムやハブを持たないないためだ。 ロシア当局は、外交や法執行機関、政府など複数のルートからの要請に対処しながらも、関連する容疑者の正確な人数や身元などについては、まだ明らかにしていない。 米国当局側が犯人たちの引き渡しを求めた場合、状況はさらに複雑になる可能性が出てくる。 確かに、Storm ワームによる損害を被った企業は米国がもっとも多い。しかし、事実上ほぼすべての国のインターネットユーザーが影響を受けたり感染していることから、Storm ワームを広めた犯人たちの身柄を求めるのが、米国だけではないのは必至だ。 セキュリティ製品を手がける Secure Computing で主席研究員を務める Dmitri Alperovitch 氏は、取材に対し次のように語った。「これが、サイバー犯罪のもどかしさだ。今日のこうした犯罪はきわめて国際的で、すべての大陸にまたがる人々が関係し、長時間の協力が必要になるからだ」 関連テーマ
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