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2008年2月5日 13:00

IBM、『OS/2』のオープンソース化に改めて反対の姿勢

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
IBM の OS 製品『OS/2』は、開発打ち切りから10年以上が経過し、正式なサポート終了通知からも3年近く経つ。この3年近くの間、『OS/2』の支持者たちは IBM に対してソースコードの公開を求めてきたが、IBM はそれを拒絶し続けている。

OS/2 の開発作業と同じく、こうした公開要求もそろそろ打ち切る潮時なのだろうか?

支持者らの要求に対し、IBM の法務部門は1月16日、ソースコードの公開は行わない旨の回答を改めて送付した。同社 Enterprise Platform Software グループの Yvonne Perkins 氏から送られてきた書簡の一部には、次のようにある。「当社は過去数回にわたって、OS/2 とオープンソースとの位置づけを検討してきたが、業務/技術/法律上のさまざまな理由から、OS/2 のオープンソース化プロジェクトには向かわないとの結論に達した」

1997年に開発が終了しているため、OS/2 にさほど大きな価値は残っていないように見える。特にそのカーネルを現在の『Linux』や『Mac OS X』と比較すれば、時代遅れの感は否めない。しかし、そのデスクトップ環境を支えるオブジェクト指向技術には、何らかの価値を見いだせる可能性がある。それは、OS X を除けば本格的なオブジェクト指向のデスクトップというものが、市場に存在しないからだ。

OS/2 のユーザーインターフェース『Workplace Shell』の技術を用いれば、別のアプリケーションから機能を継承して、レゴブロックのようにコンポーネント化したアプリケーションの開発や、サービスの共有が可能になるだろう。Linux の2大デスクトップ環境『KDE』と『GNU Network Object Model Environment (GNOME)』では不可能だ。

OS/2 は1997年に消費者向け市場から撤退し、2005年には完全に市場から姿を消した。Serenity Systems International という会社が、現在も OS/2 の後継版『eComStation』の販売とサポートを継続しているものの、IBM 自体は、他のプラットフォームへの移行を顧客に勧めている。

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