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「HOT」を搭載して『PostgreSQL 8.3』がリリース速度はコンピューティングのすべての側面において重要だが、特にデータベースでは重視される。
オープンソース データベース『PostgreSQL』の最新版であるバージョン8.3では、速度を向上させるために「熱」のこもった開発が行なわれた。文字どおり「HOT」な設計だ。 HOT というのは「Heap Only Tuples」(ヒープオンリータプル) を指す頭文字語だが、PostgreSQL コアチームメンバーの Josh Berkus 氏によれば、HOT はひとことで言えばパフォーマンスのことだという。HOT は PostgreSQL の重要な特長で、1年ほど前に『 PostgreSQL 8.2』が完成したときからバージョン8.3での取り組み課題に入っていた。 Berkus 氏は取材に応えて次のように述べている。「頻繁に行なうデータ更新においてデータベース アプリケーションのスループットを大幅に改善するとともに、大半のデータベース アプリケーションで応答時間に対するチェックポイントの影響を軽減している。非常に高い頻度でデータ競合の発生する特殊なアプリケーションについて言えば、パフォーマンスは最大で300%まで向上する。多くのアプリケーションについては、ほぼ20〜30%の向上となるだろう」 HOT の他にも PostgreSQL 8.3 には重要な機能がある。XML のサポート、全文検索、列挙型のデータタイプ サポートなどだ。また、データウェアハウスのサポートを改善したほか、セルフチューニング機能も改良されている。 さらに、『Windows』版ではコンパイルの方法も変更した。PostgreSQL は、少なくとも2005年の『PostgreSQL 8.1』リリース以降、着実に Windows 版の性能を向上させている。「われわれは今回、『Visual C++』で Windows 版がコンパイルできるようにもした。これにより Windows での性能と安定性が向上したが、これを機に Windows 系の開発者にももっとコード改良プロジェクトに参加して欲しい」と Berkus 氏は述べた。 関連記事 関連テーマ
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