VeriSign、『IPv6』実装に向け DNS インフラを強化インターネットの根幹をなすものとして、トラフィックが目的地に確実にたどり着くのを助けるルート DNS サーバーがある。これらは「A」から「M」まで世界に計13存在するが、VeriSign は中でも重要な「A」と「J」のルートサーバーを運用している。
次世代インターネット プロトコル『IPv6』の普及実現には、当然これら2つのルートサーバーの対応が必要となってくるが、幸いにも現実はその通りになりつつある。 今月4日、13あるルートサーバーのうち6つの IPv6 アドレスがルートゾーンに登録されたが、その中に VeriSign が運用する2つのサーバーも含まれていた。VeriSign は10日、この IPv6 アドレス登録を含め、同社ルートサーバーのインフラに対し複数の重要な強化策を施したと発表した。 今回の IPv6 アドレス登録に関して同社は、ICANN の下部組織でインターネットのアドレス資源を管理する Internet Assigned Numbers Authority (IANA) と協力して作業を進めていると述べている。IANA は2月4日までに、重要なルート DNS サーバーのうち少なくとも4つの IPv6 アドレスを AAAA レコードとして登録することを目指していた。 VeriSign の最高技術責任者 (CTO) Ken Silva 氏は取材に対し、AAAA レコードの登録によって「IPv6 のネットワーク環境内でルートサーバーがクエリに応答できるようになる」と語った。 VeriSign は自社の DNS インフラを IPv6 の要件、そしてインターネット全体の増大するニーズに見合うものに強化する動きを進めており、今回の IPv6 アドレス登録はそうした動きのほんの一端に過ぎない。 VeriSign は昨年、自社の重要なインターネット インフラを強化し、2010年までに能力を10倍に拡張することを目指す複数年計画『Project Titan』を発表した。 1億ドル規模の予算を投じる同プロジェクトで、VeriSign はドメイン名解決システム群の帯域を現状の20Gbps から200Gbps 以上に拡大し、また DNS クエリ処理能力を現状の1日4000億件から1日4兆件まで強化する計画だ。 関連記事 最新トップニュース
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