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Sun、デスクトップ仮想化ソフトの innotek 買収へ仮想化といえば、サーバー仮想化に話題が集中しがちだが、Sun Microsystems は、デスクトップの仮想化にも興味を示している。
同社は12日、ドイツのデスクトップ仮想化ソフトウェア開発会社 innotek を買収する計画を発表した。 innotek の製品『VirtualBox』は、『GNU 一般公的使用許諾契約』(GPL) に基づくオープンソースのプラットフォームで、1台のデスクトップ パソコンや、ノートパソコン上でさえも複数の OS を同時に運用することができる。ユーザーが複数のプラットフォーム間を行き来するには、マウスをクリックするだけでよい。 Sun は、同社の仮想化技術『Sun xVM』の戦略と製品ラインに VirtualBox を組み込む計画だ。 Sun は VirtualBox で基本的に2つのことを目指している。まず複数のプラットフォームに渡るプロジェクトに携わる開発者にとって、必要となる複数の開発環境を1台のハードウェアで実行可能にすること。そして仮想サーバーを立ち上げられる小さな環境を作り、そこにすべてのアプリケーションをインストールし、テストを行ない、そのまま実務環境に移行できるようにすることだ。 Sun の xVM プログラム担当副社長 Steve Wilson 氏は次のように語る。「仮想化がこれほど関心を呼んでいる理由の1つは、これらのバーチャルマシンをカプセル化できる点にある。文字通りすべての状態を1つのファイルにして、あるマシンから別のマシンへと簡単に移動させることができる」 Wilson 氏はシステム開発の過程でデータベース、アプリケーション群、ミドルウェアといったサーバーのアプリケーション構造を作り、試験の実施や実際の生産環境へと移行する際に VirtualBox が使われることを期待している。 「きちんと配備できる形で、すべてのソフトウェアを整然とカプセル化できるというのは、実に強力な機能だ」と Wilson 氏は語った。 『VirtualBox』は、virtualbox.org または openxvm.org から無料でダウンロードできる。ダウンロード容量は20MB 未満で、『Windows 3.1』から『Vista』までの全 Windows をはじめ、『Linux』カーネル 2.2、2.4、2.6、『Solaris x86』『OS/2』『Netware』『DOS』など多様な OS を実行できる。
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