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2008年2月18日 09:00

マルウェアの脅威に不安を感じる『Mac』ユーザーが増加

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
企業向けセキュリティ製品ベンダーの Sophos が実施した調査結果を見る限り、マルウェアに不安を感じている『Mac』ユーザーの数は増えているようだ。350人の Mac ユーザーを対象にしたこの調査で、93%の回答者が、今後マルウェアの制作者はますます Mac を狙い撃ちするようになると考えていることが分かった。

これまで、Mac を狙ったマルウェアによる攻撃が確認されたのはわずかでしかないが、脆弱性を発見した人物が、そのメカニズムを実証するためのウイルスを作成するケースは非常に多い。とはいえほとんどの場合、犯罪者は Mac ユーザーを重要な目標と見なしていない。

Sophos によると、攻撃者が Mac を標的にしても、PC 互換機が直面しているようなセキュリティ問題に見舞われることはないかもしれないという。

Sophos の上級技術コンサルタント Graham Cluley 氏は、レポートの中で次のように述べている。「金儲けを目的として、犯罪組織が『Mac OS X』用マルウェアを使って攻撃を行なった初めてのケースが見つかってはいるものの、『Windows』が動作する PC 互換機と比べれば、Apple の Mac を狙ったウイルスやトロイの木馬の数はごくわずかだ」

Sophos は1月に、セキュリティに関する年次レポート『Security Threat Report 2008』を刊行したが、その中で、金銭目的のクラッカーがマルウェアを利用して Mac を狙った初めての事例を報告している。

Mac のシェアは、『iPod』の高い人気と『Windows Vista』に対する不満が支えとなり、ここ数年で非常に大きく回復してきた。Mac の市場シェアは、2007年第3四半期において8.1%となっており、さらに同年第4四半期にも6.1%のシェアを獲得している。

この成功の大部分は、人気ノートパソコン『MacBook』がもたらしたものだが、オールインワン型の『iMac』も好調な売れ行きだ。調査会社の Gartner は、Mac のインストールベースが2011年までに倍増すると予測している。

だが、こうした人気の高まりがユーザーに不安をもたらしているのかもしれない。実際、2006年に実施された同様の調査では、クラッカーが PC 互換機より Mac を狙うようになると考える人の割合は、79%にとどまっていた。

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