Microsoft 広報担当は、Eメールでの取材に対し次のように述べた。「Windows XP SP3 を正式にリリースする前にさらなるフィードバックをユーザーから受け取るため、リリース候補版の配布対象を拡大する」
Microsoft の呼び方では、「リリース候補版」は製品やサービスパックを正式にリリースする直前の最終的なテスト段階を指す。現在同社は、今年前半のうちに XP SP3 の正式リリースを予定している。
説明文書によると、XP SP3 は「セキュリティ更新やホットフィクス、定例外の一部リリースなど、これまで XP 用にリリースしたすべての更新を含む」という。さらに重要な新機能も1つ加わっている。それは『Network Access Protection』への対応だ。同技術は、信頼できないパソコンをネットワークから隔離する技術で、今月発売予定の『Windows Server 2008』で実現するものだ。
XP SP3 投入が要因となって、『Windows Vista』の採用がさらに遅れるか否かについて、さまざまな議論が行なわれている。Vista については、その採用を後押しするとみられる『Windows Vista SP1』がすでに製造工程向け出荷を終えており、今月から段階的にリリースを開始している。
XP の OEM ライセンスに対するパソコンメーカーからの需要は、昨年夏の時点でも依然として強く、実際 Microsoft は、XP SP2 の OEM ライセンス販売期限を2008年1月30日から2008年6月30日へと延期せざるを得なかった。