iSuppli、フラッシュメモリ市場の成長見通しを下方修正市場調査会社 iSuppli は20日、NAND 型フラッシュメモリ世界市場の2008年の売上成長予測について、以前に示した27%増から1桁増へと大幅に下方修正した。
先日、投資会社 FBR Capital Markets が報告のなかで、Apple が部品発注を大幅に削減し、その結果フラッシュメモリ市場の成長が減速すると懸念を示していたのと同様に、iSuppli も Apple の部品発注漸減を下方修正の根拠にしている。 iSuppli によると、Apple の2007年における NAND 型フラッシュメモリの調達額は、市場全体の13.1%を占める12億ドルで、SanDisk と Sony に次ぐ第3位だったという。だが iSuppli は、Apple が2008年のメモリ発注を大幅に削減したという話をメモリメーカー各社から聞いている。これは FBR の報告を裏付けるものだ。 iSuppli のメモリ担当ディレクタ兼チーフアナリストを務める Nam Hyung Kim 氏は、取材に対し次のように語った。「経済情勢が良くなれば、好転する可能性もある。多数の消費者が『iPod』をすでに所有しているため、現在の経済情勢において、iPod を買い換えようという動機は、昨年ほどには強くない」 iSuppli によると、NAND 型フラッシュメモリの世界売上は2007年に12%増加したが、同社の最新予測では、2008年の成長がわずか4%増にとどまる見通しという。ただし、iSuppli はまだ Sony や SanDisk がどのような計画をもっているか把握しておらず、今はまだ2月で2008年は始まったばかりだ。加えて、Apple が年内に何か大きな発表をして復活する可能性もある。Apple の熱心なファンたちのサイトは、今週ニューヨークで開催されるイベントに関する噂で、このところ大いに盛り上がっている。 Kim 氏は、予測を修正する可能性について柔軟に捉えていると語った。だが同氏は今のところ、悪化している経済情勢が Apple などの高価なガジェットを手がけている企業にとって逆風になっているとの見解だ。 Kim 氏は、「消費者の景況感は大幅に落ち込んだ。そのため多くの経済指標は、われわれがまさに景気後退期にあることを示している」と述べた。Apple の発注削減の話が出る前、iSuppli は Apple の2008年における NAND 型フラッシュメモリ調達額について、32.2%増加すると予測していた。 関連記事 最新トップニュース
|
|