多くのディスク暗号化技術について、その安全性は一般に思われているほど高くないとする研究結果を、Electronic Frontier Foundation (EFF:電子フロンティア財団) が率いる研究者チームが発表した。同チームの研究は、複数のコンピュータ科学者が、再起動時、もしくは低電力時にメモリがクリアされない事実に気づいたことがきっかけだったという。
「これらの暗号化ツール開発には、かなりの技術が必要だ。しかし、解読キーを盗むこと自体には、さほど高度な技術を必要としないと思う」と、同氏は取材に対して答えた。この研究の成果をまとめた論文は、『Lest We Remember: Cold Boot Attacks on Encryption Keys (注意:暗号キーはコールドブートしないと消去されない)』というタイトルでプリンストン大学の Web サイトに掲載されている。