HP が研究部門 HP Labs を再編、技術の製品化を重視Hewlett-Packard (HP) が、同社研究部門 HP Labs の組織再編を発表した。
これは同社が6日、パロアルトの本社で開催した報道機関向けイベントで明らかにしたものだ。今後は HP Labs が手がける研究プロジェクトの数を整理し、成果が見込めるプロジェクトにより力を集中させるという。 HP Labs はこれまで、ポケットサイズの科学計算用電卓からサーマル インクジェット印刷まで、HP を代表する製品の多くを生み出してきたが、年月を重ねるうちに研究の狙いがやや不明瞭になってきていた。コンピュータ大手 HP が誇る同研究所は世界7拠点に合計23の施設を擁し、これまで150余のプロジェクトを手がけていたが、その一部は製品化のめどが立たないものだった。 HP の会長兼最高経営責任者 (CEO)、Mark Hurd 氏はイベントではごく手短に次のように述べた。「これは HP Labs 単独の取り組みではなく、HP の全社的な取り組みだ。当社は HP Labs を最先端の研究施設にしたいと考えており、また現在手がけている研究の透明性を高めて、当社がこれから世に出そうとしているものについて常に最新の情報を公開していくつもりだ」 HP ではプロジェクトを見込みのあるものに絞り、そこへ力を集中させるとともに、マーケティング部門との連携を強化して、エンジニアや開発者が自分たちの発明をより多く商業的に成り立つものに発展させられるよう支援していく計画だ。HP の研究部門担当副社長で HP Labs のディレクタを務める Prith Banerjee 氏は、次のように語っている。「HP Labs が20ないし30程度の重要案件に全力を集中させることで、今後10年間に顧客が直面すると思われる非常に複雑な問題を解決し、HP の成長に力を発揮することを期待している」 研究者たちが注力すべき研究を正しく見極められるように、HP では同社のトップ技術者や研究者からなる社内検討委員会を新設し、研究段階の技術を市場に送り出せる製品へと転換するための体制を強化している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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