Webテクノロジー 2008年3月14日 12:20

Microsoft、OOXML の SDK を5月に正式リリース

著者: Stuart J. Johnston  オリジナル版を読む
2008年3月14日 12:20 付の記事
■海外internet.com発の記事

『Office 2007』がデフォルトとして採用している文書フォーマット『Office Open XML』(OOXML) は、これまでさまざまな議論の的となってきたが、OOXML に対応したプログラムを作成してリリースしたいと考えてきた開発者たちは、5月になればようやくその機会を手に入れられる。

というのも、OOXML のソフトウェア開発キット (SDK) バージョン1.0の正式版が5月にリリースされるからだ。Microsoft は12日、OOXML ツール開発のロードマップを一部公表したが、その中で SDK のリリース計画を明らかにしていた。ただ、OOXML が国際標準として認められるかどうかは、まだ先が見えない状況だ。

Office クライアント相互運用性担当のシニア プロダクトマネージャ Doug Mahugh 氏は取材に対し、「5月に SDK 1.0 の正式版がリリースされれば、開発者は (アプリケーションの) 開発に取りかかれる」と語った。

この SDK は、サーバーサイドで文書を作成するようなアプリケーションの設計および開発を簡略化するもので、Office 2007 を活用したアプリケーションの開発を促進することが狙いだ。

『2007 Office System Microsoft SDK for Open XML Formats』というぱっとしない名前のついた SDK 1.0 は、2007年6月に行われた Microsoft の開発者向けカンファレンス『TechEd』の後、コミュニティ向け技術評価版 (CTP) としてベータテストが行なわれてきた。

Microsoft の広報担当者は、取材に対する Eメールの中で次のように述べている。「OOXML SDK は、 (OOXML) フォーマットを使ったクライアントおよびサーバー用のソリューション開発に役立てるために作成された。間もなくこの目標を達成できる」

ロードマップが公表されたとはいえ、この文書フォーマットの国際標準化をめぐる激しい議論は今も続いている。Microsoft は、OOXML が国際標準化機構 (ISO) に国際標準として認められるよう働きかけてきた。

OOXML の国際標準化については、現在 ISO 加盟国の間で検討が進められており、3月29日に決定が下される見通しだ。何か国の代表が OOXML の国際標準化に賛成するかは不明だが、米国の代表は支持に回る姿勢を見せている。

標準化をめぐる議論が続いている一方で、OOXML に関連する作業は続いている。

Mahugh 氏によると、5月の正式リリース前に SDK 1.0 の CTP をもう1度リリースするという。次の CTP リリースは4月の予定だ。

一方、OOXML の SDK バージョン2については、今のところ6月に最初の CTP をベータ公開する予定だ。

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