Webテクノロジー 2008年3月18日 11:30

Eclipse、各種ランタイム開発環境を集約した新プロジェクトを開始

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2008年3月18日 11:30 付の記事
■海外internet.com発の記事

Eclipse Foundation は17日、既存のランタイム開発環境の集約を図るため、新たにトップレベルの『Eclipse Runtime』(RT) プロジェクトを立ち上げたと発表した。

Eclipse といえば、オープンソースの『Eclipse IDE』プロジェクトがおそらく最も有名だが、ここ数年は単なるツールの開発を超えた多様な活動を行なってきたことでも知られている。また、オープンソースの『Java』ランタイムプロジェクトでは、中心的な役割を果たすようにもなった。

Eclipse RT の中核となるのは、既存の『Eclipse Equinox』プロジェクトだ。同プロジェクトは既に、Eclipse が進めてきたすべてのランタイム開発活動に取り込まれている。今回、Equinox プロジェクトとともに Eclipse RT に統合されるのは、『Eclipse Rich Ajax Platform』(RAP)、『Swordfish SOA』ランタイム、ならびに企業向けデスクトップ環境開発を目指す『Riena』、さらには『Eclipse Communication Framework』(ECF)、『EclipseLink』の5つだ。

Eclipse Foundation のエグゼクティブ ディレクタ Mike Milinkovich 氏は取材に対し、次のように語っている。「すべてのプロジェクトを集約することの総合的な利点は、ランタイムに関連する開発において、Eclipse の求心力をより高められることだ。ランタイムに関心を持つさまざまなプロジェクトに対し、統一されたプロジェクト管理委員会を設けることで連携を深められる。さらに、全般的な統合強化にもつながる」

Equinox モデルは、Eclipse のオープンソース活動全般にける Java ランタイム用の共通プラットフォーム作成に利用されていることから、Eclipse にとって非常に重要なものだ。また、Equinox はコンポーネントをベースにしたモデルなので、Milinkovich 氏によると、Microsoft の『.NET』などの競合相手とは大きく異なる特徴が複数あるという。

Milinkovich 氏はこの点について、次のように説明している。「われわれはコンポーネント モデルについて、各種プラットフォームおよびすべての階層を通じた一貫性を持つことから、他に類を見ないものだと考えている。例えば Microsoft の .NET の場合、各種デバイスやデスクトップ、サーバーといったさまざまな階層で実行することは可能だが、『Windows』用に特化しているため、クロスプラットフォームとは言えない」



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