Microsoft は19日、『Windows Server 2008』用の仮想化エンジン『Hyper-V』のリリース候補版 (RC 版) を公開した。正式版の登場が、当初の予定より早まる可能性もある。発表によると、今回のリリース候補版は全ての機能を実装したものという。
Microsoft は昨年末に Hyper-V のベータ版をリリースし、以来ベータテストを実施していた。同社では、製品や技術の正式リリース直前に行なう最終テスト段階のバージョンを RC 版と呼んでいる。
RC 版に大きなバグが見つからなければ、そのまま正式版となる。ただし Microsoft は、正式版リリースの前に、何度か RC 版を出すことが多い。
Microsoft の広報は Eメールによる声明で、「今回 RC 版をリリースしたことは、2008年8月までに提供開始を予定している仮想化システム Hyper-V の開発が、順調に進んでいることを示す重要な道標だ」と述べた。
まだ最終的な形で出荷されていないものの、Hyper-V は同社が最近発売した Windows Server 2008 の主要なコンポーネントの1つだ。現在 Windows Server 2008 には、Hyper-V の最新ベータ版が付属している。
Microsoft の Windows Server 公式 Blog に掲載された FAQ によれば、Hyper-V の RC 版ではゲスト OS として、32ビット版および64ビット版の『Windows Server 2003』に加え、Novell の『SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1』や、『Windows Vista SP1』、『Windows XP SP3』をサポートするという。ほかにも、32ビット版および64ビット版の Windows Server 2008 もサポートしている。