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2008年3月26日 12:00

オープンソース開発者の多くは二足のわらじ

オープンソース開発者の多くがオープンソース企業で働いていると思っているなら、その考えはおそらく間違っている。企業向けオープンソース製品ベンダーの OpenLogic が25日に発表した調査結果によると、調査に応じたオープンソース開発者の50%がプロプライエタリ ベンダーに勤務しているという。

今回の調査は、そもそも開発者がオープンソース プロジェクトに参加するのはなぜか、お金も理由の1つだが、それだけが理由でないのはなぜか、という疑問に焦点を当てるのが狙いだ。

調査は、『OpenLogic Expert Community』のメンバーを対象に実施された。OpenLogic Expert Community は、OpenLogic の顧客に対し、各種オープンソース技術に関するサポートや有料支援を提供している開発者グループだ。

回答者のうち、オープンソース企業に在籍していると答えたのはわずか6%に過ぎない。残りの回答者は、プロプライエタリ ソフトウェア会社のほか、コンサルティング企業やソフトウェア以外の業界で働いていると答えた。

OpenLogic のコミュニティおよびパートナー プログラム担当ディレクタ、Stormy Peters 氏は調査結果について、オープンソース開発者の多くは有給の仕事とオープンソース開発業務とを区別していると話す。Peters 氏は当初、オープンソース開発者は誰しもオープンソース ソフトウェアの開発で収入を得ることを目指していると考えていたが、実際は必ずしもそうではなかった。

Peters 氏は取材に対し、次のように答えている。「営利目的のソフトウェア ベンダーで働くことをオープンソース開発者がどう考えているか、あるいは、どうすればオープンソース ソフトウェア開発で収入を得られるかといったことについて、多くの迷信があるのではないだろうか。数字をはっきりと示すことで議論が始まり、もっと多くの機会があることに人々が気付くきっかけになればと思う」

今回の調査では、開発者が取り組んでいるオープンソース プロジェクトの50%が、営利企業の支援を受けていないことも明らかになった。調査ではさらに、「オープンソース ソフトウェアの普及が進めば、いずれすべてのオープンソース ソフトウェアが関連する営利企業の支援を受けるようになると思うか」との質問を行なったが、これには回答者の84%がノーと答えた。

Peters 氏はこの84%という数字について、オープンソース ソフトウェアというモデルに対する信任票だと考えている。開発者が必ずしも収入とは関係のない理由からオープンソース ソフトウェアに取り組んでいるおかげで、こうしたモデルが成り立っていることへの信任だ。

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