![]() ![]() ![]() ![]() Seagate が SSD 製品を巡り特許侵害訴訟を示唆この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20080326/11.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
芝生を守ろうと、年寄りの番人が怒った振りをしているだけなら見過ごすこともできるだろう。しかし、大手ベンダーの最高経営責任者 (CEO) が訴訟の話を持ち出したとなると、その脅威は真剣に受け止めざるを得ない。
大手ハードディスク ドライブ (HDD) メーカー Seagate Technology の CEO、Bill Watkins 氏は、先週の『Fortune』誌とのインタビューのなかで、半導体ドライブ (SSD) 製品について高価すぎて普及していないと初めて否定的な意見を述べたが、もし人気が出てくれば、Seagate は特許侵害訴訟を起こすことも視野にいれると語った。 フラッシュメモリで構成される SSD はとても高価で、今後もその状況は続くと Watkins 氏は語った。同氏は、非常に薄型のノートパソコン『MacBook Air』を引き合いに出した。同機種の80GB HDD 搭載モデルの価格は1800ドルだが、64GB の SSD 搭載モデルになると価格は3100ドルに跳ね上がる。 一方、経験豊かな Watkins 氏ならば、高価なまま値下がりしない技術など存在しないことは十分知っているだろう。そしてその法則は、フラッシュメモリに関して特に言えることだ。フラッシュメモリの価格が急落し、Intel は第1四半期の粗利益率見通しの下方修正を迫られた。同社 CEO の Paul Otellini 氏は、SSD 参入も含め、なんとしてでもフラッシュメモリ事業に利益性をもたらすと約束している。同氏の実績からすれば、その約束は守られる可能性が高い。 そのため、もし SSD ドライブが主流化するに足るほど安価になった場合、Samsung や Intel といった SSD メーカーを相手取った特許侵害訴訟を検討するだろうと Watkins 氏は語った。SSD は一般的な HDD が用いる磁気円盤ではなく、メモリセルに情報を記録する。従って Watkins 氏が示唆する訴訟の論点は、ストレージそのものではなく、ドライブとコンピュータを結ぶインターフェースになるだろう。 Seagate は現在の会計年度における通期売上130億ドル達成に向け、順調に業績を重ねている大企業だが、本当に Intel と争いたいのだろうか。調査会社 iSuppli でストレージ市場を担当する上級アナリスト Krishna Chander 氏の見方は異なる。 同氏は取材に対し、「Seagate は脅威という名の観測気球を上げることで、業界がどのように反応するのか見たいのだと思う」と述べた。 今のところ業界から反応はない。SanDisk と Intel の両社もこの件に関するコメントを避けた。 |