AMD、マルチコア プロセッサ『Phenom』の新モデル発表AMD は27日、デスクトップ用プロセッサ『Phenom』ファミリの3コア製品、4コア製品、そして省電力型4コア製品を発表し、サーバー用4コア プロセッサ『Barcelona』に関連する手違いで数か月遅れているものの、発売することに変わりはないことを明らかにした。
まず3コア版の Phenom プロセッサだが、これは2コア プロセッサの『Athlon』と4コア版 Phenom の間の価格帯のプロセッサを求めるユーザーに、手ごろな価格の選択肢を提供することを狙ったものだ。AMD によると、3コア プロセッサの性能は、2コア プロセッサと比べてマルチスレッド アプリケーションにおいて30%向上するという。 3コア版 Phenom のシリーズ名は『Phenom X3 8000』で、今回発表となったモデルは『Phenom X3 8400』(動作クロック2.1Ghz) と『Phenom X3 8600』(動作クロック2.3Ghz) だ。これら3コア プロセッサを搭載したシステムは、今月末までにコンピュータメーカー各社が発売する見通しだ。また価格だが、AMD によると4コア版 Phenom が最も安価なモデルで209ドルなのに対し、3コア版 Phenom の価格は150ドルからになるという。 続いて AMD は、4コア版 Phenom プロセッサ シリーズの新モデルとして、『Phenom X4 9550』(動作クロック2.2GHz)、『Phenom X4 9650』(同2.3GHz)、『Phenom X4 9750』(同2.4GHz)、『Phenom X4 9850 Black Edition』(2.5GHz) を発表した。Phenom X4 9850 Black Edition は、高性能を得るために自ら高い動作クロックを設定するユーザー層向けのモデルだ。 従来版の Phenom X4 シリーズよりも高性能の 9750 と 9850 だが、それぞれの価格は215ドルと235ドルとなっている。これら新モデルのプロセッサを搭載したコンピュータは、今月中に販売が始まる見通しだ。 また4コア版 Phenom プロセッサ シリーズの省電力モデルとして、TDP 値が65W の『Phenom X4 9100e』も発表となった。消費電力削減の代償として、性能をやや落としており、動作クロックはわずか1.8Ghz だ。しかし AMD は、顧客が省電力性を求めていると捉えており、消費電力の少ない製品を拡充していく方針だ。同社デスクトップ ブランド マネージャの Simon Solotko 氏は、今回の発表の電話会見において、「9100e は始まりに過ぎない。4コア、3コア、2コアと、すべてのシリーズで65W の省電力プロセッサを展開する」と語った。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
|
|