![]() ![]() ![]() ![]() Microsoft が Sourcesense と提携、オープンソース化方針を拡大この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20080328/12.html
著者:Stuart J. Johnston
海外internet.com発の記事
Microsoft の最新の『Office』ファイル形式『Office Open XML』(OOXML) の周辺では標準化への取り組みを巡って騒動が続いているが、同社は25日、欧州のオープンソース システム インテグレータ Sourcesense と共同で、オープンソース ソフトウェアと『Office 2007』アプリケーションスイートを統合するプロジェクトに取り組むことを発表した。
この発表と後述のもう1つの発表は、Microsoft がオープンソース プロジェクトのサポートを拡大しようとしていることを、開発者やユーザーに伝えようとするものだろう。 Microsoft と Sourcesense の共同声明によると、両社は、Office ファイル形式を扱うための Java ライブラリ『Apache POI』に関し、OOXML に対応するよう API を刷新する新版の開発を支援する計画という。 Apache POI は、Apache Software Foundation (ASF) の現在進行中の最重要プロジェクトの1つで、目的はバイナリ形式の Office ファイルを読み書きする Java API を提供することだ。Microsoft と Sourcesense が協力することは、Office 2007 のファイル、とくに『Word』の「.docx」、『Excel』の「.xlsx」、『PowerPoint』の「.pptx」といった形式のファイルへの対応の拡大に役立つと見られる。 ASF の Web サイト上の声明には次のようにある。「現時点では、われわれの (Apache POI) リリースはいずれも、.xlsx や .docx のような新しい OOXML ファイル形式に対応していない。ただし対応作業は進行中であり、(中略) 今夏までにフルリリース版に統合できる見込みだ」(POI は、初期のユーモラスな名称『Poor Obfuscation Implementation(下手でわかりにくい実装)』の短縮形だ) またこれと連動する動きとして、オープンソース開発者にプログラム中での『XAML』(eXtensible Application Markup Language) の使用を拡大するようにうながすため、Microsoft は、XAML のさらなる仕様を『Open Specification Promise』(OSP) ライセンスの下で公開することを別件で発表した。 XAML (発音は「ザメル」または「ザムル」) は、Microsoft 独自の XML 方言で、『Windows Vista』に搭載されている『Windows Presentation Foundation』(WPF) のプログラミングのための言語だ。 OSP は、Microsoft が2006年に開始した制度で、同社の特定の特許に関連する仕様を、無料かつ訴訟リスクなしに開発者たちが利用できるようにするものだ。これまでに、Web サービス、仮想化、Office ファイル形式、セキュリティといった関連の仕様が OSP の下で公開されている。 |