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2008年3月31日 09:00

Amazon、『Amazon EC2』に新機能を追加

著者Richard Adhikariオリジナル版を読む海外海外発
Amazon.com 傘下の Amazon Web Services は3月27日、開発者向けの仮想サーバー ホスティング サービス『Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)』に2つの新機能を追加した。

EC2 に新たに加わったのは、『Elastic IP』機能と、インスタンスを複数の『Availability Zone』に配置できる機能で、これによりすでに仮想化されたサーバー ホスティング サービスがさらに仮想化される。

両機能が加わったことで EC2 サービスはより堅牢なものになり、処理が完了するまでの待ち時間を短縮できるようになる。

Elastic IP アドレス

Elastic IP は、Amazon EC2 のアカウントに割り当てられた固定 IP アドレスで、開発者は Elastic IP の割り当てを変えるだけで、迅速にソフトウェアやインスタンスを切り替えることができる。この機能により、ホストの構成変更や DNS の設定が不要となり、開発者は時間をより有効に使えるようになる。

Mashery の CEO を務める Oren Michaels 氏は、取材に対して次のように語っている。「外部から EC2 のインスタンスを始動させてから自分の IP アドレスを DNS サーバーに指示した場合、そのインスタンスは消えてしまうため、新しいインスタンスを作成して IP アドレスを取得しなおし、DNS サーバーを更新して、その更新が世界中に伝わるまで待たなければならない」

IP アドレスは Mashery にとって重要なものだ。したがって融通のきく IP アドレスが使えれば、「自社の DNS サーバーを変更しなくてよくなり、より信頼性の高い IP アドレスが提供できるようになる」と Michaels 氏は述べている。Mashery は、API 管理サービスを世界中のクライアントに提供している企業だ。

複数の Availability Zone

この機能は、EC2 仮想サーバーを仮想化し、中小規模の開発業者でも大企業と同じように、アプリケーションを複数の場所に分散して配備できるようにするものだ。

開発者は、API コール内でパラメータを変更するだけでよい。

Available Zone とは、Amazon EC2 の物理的な構成要素で、それぞれ物理的に異なる独立したインフラ上で動作し、ネットワーク、電源、冷却もすべてそれぞれが独立して機能する。

これにより事業の継続性が約束され、高可用性が保証される。さらに、複数の Available Zone でアプリケーションを運用できるため、障害に強い Web アプリケーションの開発が可能になる。

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