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2008年4月3日 13:00

自発的にスパムまみれになる実験開始

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
30日間にわたり、自発的にスパムを受信しようとする人など、この世にいるのだろうか。どうやらその人たちは、解決策を見出すため、スパム問題に身を沈めようと望む人々のようだ。

セキュリティ製品ベンダーの McAfee は3月31日、こうした目的の実験プロジェクト『Global S.P.A.M. Experiment』の着手を発表した。これは主婦や政府官僚や学生などからなる50名のボランティアが参加し、30日間にわたって徹底的にスパムまみれになることで、何が起きるのかを確かめるという内容だ。

実験参加者は1か月間、スパム対策ソフトウェアを使用せずにインターネット活動を行なう。具体的には、メーリングリストへの登録、スパムメールへの返信、自動アドレス収集プログラムがメールアドレス入手の場としている掲示板やネットニュースへの投稿など、メールアドレス収集者に対して参加者自身の存在を完全に露出する活動全般だ。

それだけではない。参加者らはスパマーから物品の購入も行なう。プリペイドのクレジットカードを使用し、『H3rb4l V1agra』のような宣伝商品を購入する。その結果、この種のメールで何を得るのか、あるいは得られないのかが判明する。

McAfee Avert Labs のセキュリティ調査および広報担当マネージャを務める Dave Marcus 氏は取材に対し、次のように語った。「スパムについては数々の言葉を重ねてきたが、われわれが強調したかったことは、なぜ人々は自分自身を守る必要があるのか、スパム内のリンクをクリックすると何が起こるのか、インターネット上の薬局で買い物をしようとするとどうなるか、ということを知らしめることだ」

スパム問題が国際化しているため、S.P.A.M. Experiment は地球規模のプロジェクトだ。Marcus 氏によると、非常に長い間、スパム問題は英語圏の国々に限られていたが、それも徐々に変わりつつあるという。

実験に参加する世界各国の50名のボランティアには、新品の Dell 製ノートパソコンが与えられ、実験終了後、それは各人のものになる。

参加者は毎日、専用に設けた Blog に自らの経験を書き込む予定だ。参加者は非常に大量のスパムを受信するが、彼らのコンピュータに感染を図るマルウェアに、侵入を許すことはしない。

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