IBM、新サーバー製品ファミリに関して多数の発表IBM が、ハイエンド コンピューティング製品に関して一連の発表を行なった。従来の製品ライン2種を統合した新ファミリに関連するもので、ハイエンド用途の製品2種と、ミッドレンジ用途の製品1種などが発表となった。
IBM のサーバー製品ファミリ『System p』と『System i』は正式に廃止となり、新しい『Power Systems』に統合された。これまで同社には、System p および System i 用に別々の部品ラインがあった。System p は、『POWER』プロセッサ搭載の『UNIX』システムで、System i はかつて『AS/400』として知られていた製品ファミリだ。両製品ファミリは非常に似通っているが、パーツ識別番号やモデル番号が違うなどの相違点を持っていた。 両製品ファミリは単一の製品ラインに統合され、同一のパーツ、プロセッサ、筐体を用いる。IBM Power Systems 担当ゼネラル マネージャ Ross Mauri 氏によると、『AIX』および『I5/OS』(現在は『IBM i』に改称) という OS も、同システムの別の要素と同じく単なる選択肢となり、どちらも仮想化サーバーにインストールできるという。 今回 Power Systems ファミリに、冷蔵庫サイズの新製品2種が登場した。スーパーコンピュータの『Power 575』と大型企業向けサーバーの『Power 595』は、どちらも筐体の高さが2メートルを超える大きさだ。 Power 575 は、1ラックあたり最大448基のプロセッサ コアを収容する。プロセッサの数が非常に多いため、これらを冷却するために空冷では間に合わず、水冷システムを採用している。水冷は長年、採用されなかったが、近年ハイエンド パソコンのユーザーの間では人気の技術だ。 また Power 595 は、IBM 製プロセッサの中で最速の5GHz 駆動版『POWER6』を備え、最大4TB のメモリを搭載できる。IBM によると、SAP のアプリケーション ベンチマークテストでは、Hewlett-Packard 製のサーバー『SuperDome』に比べ2倍の性能を示すという。 ほかにも IBM は、POWER6 を搭載した人気のミッドレンジ サーバー『System p 570』および『System i 570』の統一版として、『Power 570』を発表した。Power 570 は、強力なアプリケーション集約が可能で、AIX、IBM i、Linux のパーティションを任意に組み合わせて運用できるほか、『PowerVM』を用いることで x86版 Linux 用アプリケーションの運用にも対応する。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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