Webテクノロジー 2008年4月14日 12:00

Microsoft、『Robotics Developer Studio 2008』の CTP 版公開

著者: Stuart J. Johnston  オリジナル版を読む
2008年4月14日 12:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

映画の『I, Robot』や『Star Wars』を何度も見るまでもなく、ロボットがわれわれの生活で重要な役割を果たす日がいつか来るだろうということは、理解できるだろう。

ともかくも、ロボットは1960年代から自動車を製造するようになり、2000年代初めにはロボット犬や掃除機ロボットが出現した。しかし、ロボットが文学に登場してから1世紀以上も経つというのに、われわれの生活のあちこちに存在するには至っていない。

現在までロボットの普及がなかなか進まない原因の1つは、ロボティクス アプリケーションの開発を簡単にする標準プラットフォームが存在しなかったことだ。

Microsoft で26年の経験を持つ最古参社員の1人で、ロボティクス担当ゼネラルマネージャを務める Tandy Trower 氏は、この状況を変えたいと考えている。同社は9日、『Microsoft Robotics Developer Studio 2008』初のコミュニティ向け技術評価 (CTP) 版をリリースした。

今回の CTP 版は2回予定している分の1回めで、Trower 氏は取材に対し、2008年末の最終版リリースを目指していると語った。今回、同ツールの目的を明確にするため、従来の製品名『Microsoft Robotics Studio』に「Developer」という言葉が加わった。

「これは、Microsoft がこの分野への投資を続けており、開発者らを支援する機能向上に重きを置いていると示すものだ」と Trower 氏は付け加えた。

Microsoft Robotics Studio の最初のバージョンが登場したのは2006年12月のことで、その後2007年7月にはバージョン1.5が出ている。

今回の新バージョンでは、メッセージ処理のスループットが150%から300%向上するほか、一部の既存ツールに機能が加わる。たとえば、『Microsoft Visual Programming Language』(VPL) と『Microsoft Visual Simulation Environment』(VSE) のアップデートなどだ。VSE の新機能の1つに、開発者がシミュレーションを記録し、繰り返し再現できるものがある。また、新しい平面図ユーティリティでは、開発者が寸法を入力することで、建物のシミュレーションが可能だ。一方、VPL の新機能では、上級開発者がコードモジュールをどこで実行すべきか決められるようになった。

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