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2008年4月16日 17:40

国内向け VIPRION の販売開始、F5

F5ネットワークスジャパンは2008年4月16日、アプリケーション デリバリ コントローラ新製品である「VIPRION」を発売した。同製品は2008年1月23日に米国で、同年2月5日に国内で発表済み

F5 は、発売にあたり、本社で製品説明会を開催し、VIPRION 発売の声明を出すとともに、周知を図った。同社のプロダクトマネージャーである Nathan Meyer 氏が、製品の詳細について説明した。
F5 Netwoks プロダクトマネージャーである Nathan Meyer 氏


VIPRION は、同社が6年かけて開発に取り組んできたオンデマンドアプリケーションデリバリーコントローラー。クラスタマルチプロセッシング(CMP)や TMOSといった技術を取り入れたアクセラレーションとなっている。

CMP は、ASIC、CPU、TMOS が協調して動作し、最大16個のコアが1つの CPU として稼動するプロセス処理技術。仮想的な処理ファブリックを形成することにより、処理速度を改善した。

また、TMOS は、同社製品である BIG-IP LTM などでも採用されている、独自開発されたトラフィック管理アーキテクチャ。モジュール化されており、他の製品にアドオンすることができる。

同製品は、一つのブレードに障害が発生しても、別に挿入されたブレードが自動的に補完する機能も備えている。また、ホットスワップにも対応しており、アベイラビリティを向上させた。 Nathan Meyer 氏も、VIPRION の真の価値は管理コストの簡素化にある、と製品の特徴を紹介した。

シングルブレードでのスペックは、SSL TPS では5万を達成し、SSL Gbps において9Gbps となっている。また、L4スループットで10Gbps、L7スループットでは10Gbps の能力を発揮する。

1つのシャーシには4つまでブレードを実装でき、SSL TPS では20万を達成し、SSL Gbps において36Gbps となっている。また、L4スループットで36Gbps、L7スループットでは36Gbps の能力を発揮する。

製品は、シャーシ、ブレード、パックをそろえている。価格はそれぞれ、VIPRION シャーシが、F5-VPR-LTM-4S-ACで699万円、F5-VPR-LTM-4S-DC で899万円。VIPRION ブレードではF5-VPR-PB100が1979万円、F5-VPR-PB100-N が2573万円となっている。

また、VIPRION パフォーマンスパックとして F5-ADD-VPR-PX を1399万円で提供する。パックには、これまで別々に提供してきた圧縮、SSL の Max ライセンス、クライアント認証、キャッシュ、IPv6の各ライセンスが含まれる。

同製品の国内での展開について、アクセラレーションソリューションズプロダクトマネージャーの多賀俊雄氏は、拡張性や大規模なトラフィックあるいは CPU パワーの必要とされる、通信事業者やデータセンター、金融サイト・Eビジネスサイト、巨大 Web サイトといった販売ターゲットをあげた。

また、同氏は、製品について、VIPRION の直接の競合はない、同等のパフォーマンスを発揮する他社製品もあるが、導入コストや管理コストの削減、拡張性などで優れているとした。

発売されたオンデマンド ADC の VIPRION

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