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『MySQL』のオープン性を疑問視する声『MySQL』は、今日最も広く使われているデータベースの1つであり、その人気はオープンソース コミュニティにより支えられてきた。だが、コミュニティの一部の人々は、MySQL の実際の厳密なオープン性について疑問視し始めており、MySQL の今後に不安が高まっている。
問題の発端となっているのは、Sun Microsystems が、オープンソースのデータベース開発企業 MySQL ABを10億ドルで買収したことだ。コミュニティの人々が Sun の意向に疑問を感じるなか、同社は我がもの顔で MySQL 事業に取り組んでいる。 Sun は15日、『MySQL 5.1』をまもなくリリースすることを発表した。6月には正式リリースとなる見通しだ。当初の予定からは数か月遅れており、前版『MySQL 5.0』のリリースからは2年半の間があくことになる。 Sun はまた、現在アルファ開発段階にある『MySQL 6』についても、新機能の一部を明らかにした。 MySQL 6 の新機能の1つは、データベースへのオンライン バックアップ機能だ。だが同機能の一部は、MySQL のなかでも、無料で入手可能なコミュニティ版の『MySQL Community Server』には取り込まれず、有料サブスクリプション サービス『MySQL Enterprise』の一部として提供される商用版の『MySQL Enterprise Server』にだけ搭載される予定だ。 その動きが、さまざまな Blog や、主にオープンソース問題を扱うテクノロジー関連サイト『Slashdot.org』上で、人々の激しい非難を巻き起こした。 騒ぎが本格化し始めたのは、MySQL コンサルタント Jeremy Cole 氏の Blog 投稿がきっかけだ。同氏は、一部の機能を MySQL Enterprise でのみ提供することにより、MySQL の開発モデルが変化しつつあると主張している。 MySQL のオープン性に対し同じように疑問を感じた MySQL コンサルタント Vadim Tkachenko 氏など、Cole 氏の意見は人々の共感を集めた。 Sun のデータベース グループ担当副社長 Marten Mickos 氏は、Slashdot.org への一連の投稿のなかで、MySQL 事業のオープンソースへの取り組みや位置付けについて、擁護および説明している。Mickos 氏は、かつて MySQL AB で CEO を務めていた人物で、同社の買収完了に伴い現職に就任している。 Mickos 氏はさらに、MySQL のリリース スケジュールとオープン化されない技術コンポーネントについて、Sun が影響を及ぼした結果ではないとして強く弁護している。同氏によると、MySQL 5.1 と MySQL 6.0 に関する決定は、Sun が買収する数か月前に MySQL AB によって行なわれたものだという。 Sun 広報担当の Steve Curry 氏は取材に対し、Slashdot.org への一連の投稿について、実際に Mickos 氏が行ったことを認めている。 関連記事
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