Webテクノロジー 2008年4月30日 13:30

Microsoft、『Windows XP SP3』の一般ユーザー向け提供を延期

著者: Stuart J. Johnston  オリジナル版を読む
2008年4月30日 13:30 付の記事
■海外internet.com発の記事

Microsoft は29日、予定していた『Windows XP Service Pack 3』(XP SP3) の一般ユーザー向けダウンロード提供を延期した。その理由は、同社の小売店経営向けソフトウェア『Dynamics Retail Management System (RMS)』を運用している XP 環境において、互換性の問題が発生したためだ。

Microsoft の広報担当者は取材に対し、Eメールで次のように回答した。「顧客が確実に、最良の体験を得られるようにするため、当社は『Windows Update』および『Microsoft Download Center』における XP SP3 のリリース延期を決定した」

先週、自動ダウンロード提供が始まった『Windows Vista SP1』にも、同様の問題が起きた。しかし Microsoft は、自動更新を無効にしただけで、ユーザーは現在も手動で Vista SP1 をダウンロードできる。

Microsoft の広報担当者は、さらに次のように述べている。「Microsoft Dynamics RMS を運用している場合、Windows Update において、どちらのサービスパックも提示しないよう、近々フィルタを設ける計画だ。フィルタの用意が整い次第、Windows Update と Download Center で XP SP3 をリリースする見通しだ」

XP の人気は根強く、一部のユーザーは Vista 搭載マシンを購入し、ダウングレード権を利用して XP をインストールし運用している。

顧客の圧力によって Microsoft がその方針を変えない限り、XP SP3 は XP にとって最後のサービスパックとなる。XP SP3 は、2001年に XP が登場して以来のパッチとホットフィックスを全て含むほか、Vista SP1 と『Windows Server 2008』では既に実装済みのネットワーク アクセス制御技術『NAP』が新たに加わる。同技術は、ネットワーク上の新しいパソコンが、顧客企業のセキュリティ基準を確実に満たしているかどうかを確認し、条件を満たすまで、それらのパソコンを隔離できるものだ。

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