ユビキタス ID 技術をベースとした技術規格、ITU-T 勧告として国際標準の合意へYRP ユビキタス・ネットワーキング研究所(UNL)は2008年5月1日、これまで UNL から提案してきた2つの規格「F.MID」「H.MID」が、ITU-T Study Group 16会合において、ITU-T(国際電気通信連合・電気通信標準化部門)勧告として合意する見込みとなった、と発表した。
F.MID は、RFID 等のタグ情報の読み込みをきっかけとして提供されるネットワーク型の複合メディア情報サービスに関する要求要件事項に関する勧告。また、H.MID は、それを実現するためのアーキテクチャを定めた勧告案で、UNL が開発したユビキタス ID アーキテクチャをベースとしている。 今までの、電子タグの主要な応用である物流だけでなく、食品トレーサビリティや場所依存型情報サービス、自律移動支援サービスといった、幅広い応用に適用することができる。 今回の標準化についてUNLでは、すべての情報を公開することで標準化へ寄与する活動を進めており、この規格についての特許は取得していないという。 今後は、Study Group 16会合の後、早期に成立できる承認プロセスである、代替承認手続きによって、ITU-T 参加メンバー全体の承認プロセスに入り、他メンバーからの反対提案がなければ、ITU-T 勧告として成立する。 また、さらに詳細な技術の国際標準化も進められており、今回の Study Group 16会合で H.IDscheme と H.IPR という2つの新規の標準化作業項目が承認される予定。 H.IDscheme は、ucode を含んだ ID コード体系の国際標準。H.IPR は、ucode 解決サーバーの規格を含んだ国際標準。双方とも UNL がエディタ職を務めて、今後さらに多くの技術項目の国際標準化を進めていく予定とのこと。 関連記事 最新トップニュース
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