![]() ![]() ![]() ![]() NXP、Siemens と自家用車向け GPS/GSM ベースの料金収受システムを共同開発この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20080512/7.html
著者:japan.internet.com 編集部
国内internet.com発の記事
NXP Semiconductors および Siemens Mobility は、2008年5月6日、両社が技術協力関係を結び、GPS と GSM を基盤にした「シングルチップオンボード ユニット」システムに NXP の新しい ATOP(Automotive Telematics On Board Unit Platform)を統合する共同技術開発を行う合意に達したことを発表した。
製品は市場導入準備が整い次第、自家用車をターゲットに展開される予定。 ATOP は既存の GPS/GSM モバイルネットワークを有効活用する、シンプルかつコスト効果の高いシステム。料金収受に対して新たな通行料金所などの高価なインフラ追加は不要だ。 ATOP ベースのオンボードユニットは GPS 衛星からの信号を受信し、GSM ベースの標準無線技術を使用して料金計算の中央システムへデータを転送する。 ドライバーはこのオンボードユニットを数分でマイカーに実装でき、セキュリティも確保された簡単な料金収受が可能となる。このシステムの商業利用は2010年前半に予定されている。 このソリューションの開発にあたって、NXP は GPS、GPRS(General Packet Radio Service)、NFC を含め、料金収受のためのすべての機能を統合するチップと基本ソフトウェアを提供する。 また、Smart X ハイセーフティ アプリケーションを含む詳細な交通情報などのテレマティクス アプリケーションとのインターフェイスは、車載環境に適応したシングルチップ プラットフォームで提供される。 Siemens は、OBU(オンボード ユニット)の開発と NXP のシングルチップとソフトウェア統合を行う。 このシステムにはフロントガラスに貼り付けるための、取外し不可の粘着性ビネット付き無線チップ(RFID)が含まれている。この無線チップが OBU と通信することで、OBU が間違いなく車載されていること、また本来の目的に沿って正しく機能していることがチェックされる。この RFID ビネットは、駐車スペース管理など他のアプリケーションにも利用できる。 走行距離に応じた料金は、様々な方法で計算される。走行した距離および1日における移動の時間は主要な要素となるが、他にも自動車の種類や燃費、CO2 排出量なども参考情報となりえる。 シンプルで安全・確実な料金収受は毎月の請求処理によって行われるが、ドライバーはプライバシー保護のためのプリペイドカードをあらかじめ購入することもできる。この場合、ドライバーや走行経路などの詳細情報は開示されない。 ドライバーは、OBU を見ればいつでもその時点の料金を確認できる。また警察やその他の規制当局も、システムが本来の目的に沿って正しく使われていることをいつでも確認できる。 このような利用状況の確認を支援するため、NFC 技術を使ってフロントガラスの無線チップから情報を読み取ることができる携帯デバイスも提供される予定。 フロントガラスに貼り付けた無線チップは、OBU のセキュリティを確保する役割も担っている。OBU は割り当てられた車両以外では機能しないため、複数の車両間で使い回すことはできない。 |