Webテクノロジー2008年5月13日 11:50
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メモリ価格が上昇の見通し

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20080513/12.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
2007年のメモリ供給過剰は、コンピュータや電子機器のメーカーや一般消費者にはありがたかったが、価格引き下げを強いられたメモリ業界の企業にとっては厳しい悪材料だった。

基本的な経済理論に従えば、供給が過剰になれば価格は下がるので、価格を上げるためには供給を抑制すれば良い。それにもかかわらず Kingston、Samsung、Hynix などの多くのメモリ製造業者は、生産能力拡大のための設備投資を行ない、供給過剰を悪化させた。

しかしこうした状況も、収まることになりそうだ。調査会社 iSuppli のディレクタ兼チーフアナリストの Nam Hyung Kim 氏は、取材に対し次のように語った。「メモリ製造業者たちは、積極的な設備投資をさらに行なうほどの資金を持っていない。昨年彼らは生産能力拡大のために意欲的に投資したが、もうこれ以上行なうだけの資金がない」

加えて、OEM 業者や小売店のメモリ在庫が徐々に消耗している。Kim 氏によると、彼らはメモリが潤沢で安価なときに買い溜めし、しばらくの間それらを販売するという。

Kim 氏によると、OEM 業者や流通販売業者は、第1四半期中頃から4月半ばまで在庫分をさばいていたため、メモリ製造業者の受注量が非常に少なかったという。これは、メモリ製造業者に生産縮少を強いる結果になった。

だが今、それらの業者が、安価なうちにできるだけ多く買い溜めようと、メモリの仕入れに動く様子を見せている。その結果、iSuppli の予測によると、生産能力はこれ以上増加せず、受注が入りつつあることから、DRAM の需要と価格は2008年を通して徐々に上昇する見通しという。

サードパーティによる DRAM モジュール出荷額は、2008年に世界規模で前年比9.4%増の89億ドルに達する見通しだ。2007年が前年比で33.5%減だったことを考えると、これは大きな回復になる。

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