深刻度が「緊急」の3件のうち、「MS08-026」では、『Microsoft Word』に新たに見つかった、遠隔コード実行を許しかねない2件の脆弱性に対応した。攻撃者が特別に作成した Word ファイルをユーザーに開かせることにより、プログラムをインストールしたり、データを閲覧/変更/削除したり、完全なユーザー権限を備えた新規アカウントを作成するおそれがある。
なお Microsoft は、今回の月例更新とは別に『Windows XP Service Pack 3 (SP3)』をインストールしたユーザーのため、2年前に公開したセキュリティ情報に補足情報を追加して再公開した。2006年11月公開の「MS06-069」は、XP SP3 にも影響するため、XP SP3 をインストールした場合には、修正プログラムの適用が必要だ。修正プログラムそのものは変わっていない。