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Microsoft、シリコンバレーの研究施設を一部公開Microsoft は22日、カリフォルニア州シリコンバレーにある研究機関 Microsoft Research (MSR) の活動を一部公開し、同社の技術や、次の大ヒット商品を探し求めるために行なっている研究を、ほんの少し披露した。1991年の設立以来 MSR の責任者を務める Rick Rashid 氏によると、良い時も悪い時も、研究は同社にとって成功への鍵であるという。
このイベントに参加した数百人の聴衆に対して Rashid 氏が MSR の活動について述べた後、Roy Levin 氏が演壇に立ってスピーチを行なった。Levin 氏は著名なエンジニアであり、MSR シリコンバレー研究所の所長でもある。同氏は、会議場の外にある展示ホールにも展示されていた、進行中のプロジェクトのいくつかについて語った。 Levin 氏はまず、『PINQ』 (Privacy Integrated Queries:統合プライバシ クエリ) について説明した。PINQ は、個人のプライバシーを保護しながら、企業が個人情報のような特定のデータ交換を行なうのに役立つ第一歩になると考えられている。 医療記録を例にとると、ある外部機関が企業の記録全体を調べたいと思った場合、PINQ の統合言語クエリ (LINQ) フレームワークがそのクエリを所与のルールと照合し、結果に基づいて個人が識別されることを防ぐ。 Levin 氏はまた、展示にはない『Constellation』と呼ばれる別のプロジェクトに関する研究についても語った。分散システム内で Eメールなどに不具合が生じた場合、ユーザーや IT 担当者が原因の確認をもっと簡単に行なえるようにしようというアイデアだ。 同氏は「分散システムにおいて動作に障害が発生した場合、どのコンピュータ、あるいはどのサービスに障害があるのか分からない。分かるのは、作業ができないということだけだ」と述べた。Constellation は、機械学習技術に基づく自動システムを目指して設計されており、どのシステムとオペレーションが互いに依存するかを含め、ネットワーク上で何が起きているかを観察し記録する。 展示されていたプロジェクトの中に、「子供のための軽量プログラミング」と銘打った『Boku』があった。『Xbox 360』の 3D ゲームの世界で、お手本となる高度なプログラミングを動かせるというものだ。子供たちは、小型の仮想ロボットを操作して与えられた任務を遂行するのだが、この任務は、創造的なプログラミングの基本要素を、コードを書くことなく簡単に学べるように設計されている。 さらにもう1つのプロジェクト『WorldWide Telescope』は、個人用の仮想天体望遠鏡とも言えるもので、すでに天文学者が記録している数多くの宇宙領域を見ることができる。このサービスはすでに開始されており、Worldwide Telescope の Web サイトで、無料で利用できる。
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