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Sun が『UltraSPARC T2』を Themis Computer にライセンス供与Sun Microsystems は2日、マルチスレッド プロセッサ『UltraSPARC T2』(開発コード名『Niagara 2』) を、組み込み型システム市場向けブレードシステムのメーカー Themis Computer にライセンス供与すると発表した。
一見すると、これは単なる OEM ライセンス契約を新たに結んだだけのように見えるが、あるアナリストは、多くの IT 部門が進めているサーバー集約の動きに多大な影響を及ぼす可能性がある、と指摘している。 Themis Computer は、通信、軍事/航空宇宙、医療画像処理などの産業用組み込み型アプリケーションといった業界向けに、VME バスの高性能システムや、コンパクト PCI バスのシングルボード コンピュータを開発している。同社製品は、1台のラックに最大19基のブレードを組み込める。 Themis は長年 Sun と OEM 契約を結んでいたが、これまでのシステムは Sun が2003年にリリースしたプロセッサ『UltraSPARC 3i』を用いていた。言うまでもなく、3i では最先端技術の波にやや乗り遅れている。 Themis の社長兼 CEO (最高経営責任者) Bill Kehret 氏は、取材に応じて次のように述べた。「3i のコアは1つで、それが有用な時代は終わりに近づきつつある。UltraSPARC T2 は8コアだ。このことが意味するものは非常に大きい。コアの数が8倍だから、単に 3i に比べて8倍のパフォーマンスが引き出せるというだけではなく、そのレベルを大幅に上回る」 Kehret 氏によると、Themis は Sun の『UltraSPARC T1』にさほど興味を感じなかったため、古い設計に固執していたという。UltraSPARC T1 には、浮動小数点演算を行なうコアが1つしかなく、それを8つのプロセッサ コアが共有している。しかし T2 は、8つのプロセッサ コアすべてが高性能の浮動小数点演算コアを持ち、浮動小数点演算のパフォーマンスが大幅に向上している。 軍事用途においては、データセンターの規模を無尽蔵に増やすことができないため、Themis はより高性能なプロセッサを求めた。特に、軍艦などはサーバーの収納スペースに相当の制約があり、航空母艦でも設置スペースは限られている。
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