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IBM、スウェーデンにおいて環境に優しいスパコンを設置IBM は17日、ストックホルムから約500マイル北にある Umea University と共同で、欧州でもっとも強力な『Windows』ベースのコンピュータ『Akka』を設置したと発表した。同システムは、プロセッサとして『Xeon』『Power 6』『Cell』を用いている。
Akka の性能は、持続可能な演算能力が46TFLOPS で、ピーク時が54TFLOPS となっており、毎年2回更新する世界最速スーパーコンピュータのリスト『Top500』において、上位50システムに入るという。ここ数年、同リストでは IBM が強さを発揮してきたが、18日に公開された最新版でも IBM が上位を占めた。 Akka のメイン プロセッサは Xeon だ。このシステムは、2.5GHz 駆動の4コア プロセッサ『Xeon L5420』を搭載した IBM の『HS21XM』ブレード672基を備えている。Xeon L5420 は低電圧駆動型で、熱設計電力は50ワットに過ぎない。ブレード1枚につき Xeon L5420 を2基搭載しているので、合計5376個のプロセッサ コアが存在する事になる。 ほかにも Akka は、Power 6 搭載ブレード4基と Cell 搭載ブレード2基を備える。こちらはいずれも、単一プロセッサのブレードだ。ブレード『QS22』が備える Cell プロセッサは、Sony のゲーム機『PlayStation 3』に使われたプロセッサを改良したものだ。またこのシステムは、IBM の『DS4800』ストレージのほか、高速インターコネクト InfiniBand とイーサネットのインターコネクトを用いている。 しかし Akka は、ただのスーパーコンピュータではない。IBM で高性能コンピューティング (HPC) 担当の北欧営業マネージャを務める Andreas Ryden 氏は、2つの特徴を挙げた。すなわち、スーパーコンピュータとしては消費電力が低いことと、Windows を運用できる点だ。一般に、「Windows」と「スーパーコンピュータ」という言葉を同時に連想することは少ない。 Ryden 氏は「Akka の特徴の1つとして、とても環境に優しい点が挙げられる。同等の規模のスパコンと比較して、消費する電力とエネルギーは40%も少ない」と語った。
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