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Panda Security、誰でも簡単にマルウェアが作れるツールの脅威を警告セキュリティ関連のソフトウェアとコンサルティングを手がける Panda Security が、最新式のワーム作成ツール『Constructor/Wormer』の脅威を監視している。これはマルウェア ネットワークがスクリプト キディー (技術がないのにツールに頼って興味本位の攻撃をする者) を使いやすいツールで釣り、意のままに操ろうとするもので、Panda Security ではこうした手法についても注視している。
このツールの黒幕は、データベースや銀行情報を狙うサイバー犯罪者だ。 簡単にマルウェアを作成できるアプリケーションを公表するという手口は、特に新しいものではない。しかし、Panda Security によると、今回の手法は従来のものとは違うという。同社はソフトウェアのほか、技術セキュリティに関するコンサルティング サービスの提供を業務としている。 Constructor/Wormer の主な機能は、実行ファイルをワームに変えることだ。PandaLabs の創設者で、Panda Security USA で企業向け主任エバンジェリストを務める Ryan Sherstobitoff 氏によると、このアプリケーションは使いやすく、各フラグをチェックするだけで違った機能を持つワームを設計できるという。 それだけでなく、Constructor/Wormer では、出来上がったワームを『UPX』や『MuteX』で圧縮することも可能だ。UPX は、無料で軽く、拡張可能な高性能圧縮ソフトで、GNU General Public License に従って配布されている。マルウェアを圧縮すると、解析ラボのエンジニアでも、リバース エンジニアリングが難しくなる。 Constructor/Wormer の詳細設定では、感染させる日付を指定する、タスク マネージャ、レジストリ エディタ、フォルダ オプションなどの『Windows』のさまざまな機能を無効にする、といったこともできる。 Sherstobitoff 氏は、こうしたマルウェアは犯罪者による両面作戦の一環としてインターネットにばらまかれていると考えている。 「このようなツールを数多く見てきたが、その狙いは、スクリプト キディーにマルウェアをつくらせて、追っ手の目を惑わすことにある。その間に、銀行情報を標的にしたより悪質なトロイの木馬を使って、ID 情報を大量に盗み出すというわけだ」と同氏は語った。 関連記事
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